【125EXC TE125】ラジエーターホースのサーモスタットを除去する
Summary
- サーモスタット除去のための部品
- 外す手順を記録
サーモスタット、要らん
エンデューロモデルには、ラジエーターホースの一部にサーモスタットが装着されています。コールド状態の時は閉まっていて、エンジンケース内のみをクーラントが通行し、ある温度(50℃?)になると弁が開いて、ラジエーターまで冷却水が回るというアレみたいです。
125ならクーラント吹くこともないかな〜なんて思ってましたが、先日のひな祭りEDで盛大に吹いたので少しでも冷却効率を上げていこうかと…
そもそもなんでそんなものが付いているのかって話しなんですが、EXC系は一応ストリートリーガルなラインナップではあるのでついてるのでしょうか。それともエンデューロの競技特性のため…?
詳しいことは分かりませんが、とりあえず私の使い方だと、
多少暖機が早くなりそう。
くらいのメリットしかなさそうなので取ってしまいます。恐らく普段走ってる時は一瞬で開きっぱなしになっていると思われますが、開いてたとしても、サーモの弁付きだと何もないホースよりも抵抗がありそうなのと、軽量化、故障箇所を減らすという意味でも除去するメリットは大きいのでないかと勝手に思っています。
今回はMY12 125EXC、MY16 TE125で当該加工を行いました。
サーモスタットを取り外す
サーモスタットはエンジンからラジエーターに縦に伸びるホースについています。この赤丸で囲んだ部分です。
ラジエーターが歪んでいるのは気にしないで下さい。歪んだ状態でガードがちゃんと取り付けできなくて、結局面倒になってノーガード戦法を貫いていますが1年間問題なく戦えましたね。ガードより中国四千年のラジエーターセットの方が安いのでこのままノーガードでいいかなと思っています。軽いし。
話が逸れましたが、サーモスタットはパーツリスト(MY14 125EXC)で見ると、25番でASSYになっているやつですね。縦と横、十字のホースの組み合わせの中にサーモスタットが配置されています。
部品だけを取り外すのも面倒なので、今回は丸ごとSX用のラジエーターホースに換装します。モトクロッサーのSXではこのようなサーモスタットはついていません。
SXのパーツリスト(MY14 125SX)を見ると…あらシンプル。ここでいう25と27のものに取り替える感じです。
早速クーラントを抜いてホースを取り外します。取り外したものがこれです。
SXホースを取り付ける
外したらSXホースを取り付けるだけです。対応する部品番号は以下のものでした。
- 56535025001 RADIATOR HOSE 18X25 PER METRE
- 51535024000 PREFORMED HOSE
合わせて4000円ほどでした。
縦のホースに使うものが1メートル単位でしか売ってないようで、少し高めです。
そんなに長さ要らねえ…となりますが、まあ我々の中に複数台サーモ除去を行う125がいるのでよしとしましょう。 確かに部品を取りに行った時に、店の人にLC4(690DUKEとかのエンジン)ですか?と聞かれました。LC4でも使う径のホースなんですかね。
横のホースは長さピッタリのものが来たのでそのまま取り付けます。
縦のホースは適当な長さにハサミ等で切ってつけましょう。
そして完成した姿がこれです。
シンプルな十字の配置になりました。少しでも冷却効率が上がってくれることを祈ります。
次回、ラジエーターファン取り付け or エンジン腰上OH