FUNAI RACING POST

Enduroな部活動日誌

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セロー225W諸々整備

キャブレターOH

始動性が非常に悪いのと、購入時の内部のチェックとしてキャブレターのOHを行います。
セロー225Wの純正キャブレターはBST34というキャブレターです。


取り外して早速問題発見。
赤丸で囲った部分の側面のダイヤフラムカバー(樹脂製)が割れていました。どうやらセロー225の持病らしく20年近く経つとこの部分が経年劣化で割れてしまうようです。

写真は撮り忘れましたが、中のフロート質やジェット類は綺麗なものでした。
細かく汚れている箇所を清掃して組み直します。

セロー225Wの純正パーツを見ていた際に、過去所有した同じような年式のバイク(DT200WRやR1-Z)よりも安くていいな〜なんて思っていましたが、そんな感覚も束の間、キャブレターの部品を見て、あっ普通に高い。ってなりました。

まず該当の割れていたカバーが3856円…。


カバー部分の側面のダイヤフラムとスプリングのセットが3150円。
まあこんなもんかあと思って、メインのダイヤフラムを見たところ、


8543円。

やっぱ結構しますね。ちょっとヘタってたんで交換しようかと思いましたが、とりあえず現状使用する分には問題なさそうなのでダイヤフラムはこのまま使用することにします。この金額出すならPEかPWKの28を組みたいところですね。

キャブレターの組み方ですがサービスマニュアルによると以下のようにするのが正規の組み方のようです。先人が紹介してくれています。


画像を拝借すると、ピストン部分を指で押し出してダイヤフラムを上に膨らませた状態のまま、スプリングを入れカバーを組み付けるとのことです。

組んだ後にピストンが抵抗感なくス〜っと戻ってくれば良いらしいのですが、ダイヤフラムを膨らませていない状態で一度組んだ時と差が分からなかったです。
要はダイヤフラムの縁をしっかりと溝にはめることが出来ていれば問題ないと思います。
確かにサービスマニュアル流のやり方のがやりやすいです。今度からこれでいきましょう。

他にホース類は手持ちの適当なホースに変えておきます。
チョーク部分の清掃もして、割れたダイヤフラムカバーを交換して完成です。



ハンドルバー交換

225、250共にセローはそのコンパクトなポジションが魅力の一つではありますが、いかんせん普段乗っているバイクに比べると幅が狭く窮屈な印象を受けます。また、高さに関しては、スタンディングを多用するような箇所に行くとハンドルが低く腕が伸び切ってしまうか頭が変に前傾になってしまいポジショニングの悪さを感じるのは良く言われていることです。

高さに関してはクランプ部のバーライズキットを入れるつもりですが、とりあえずハンドル自体もボロボロなのでハンドルを交換して幅や引きのポジションを改善します。

選択したハンドルはPRO TAPERのSEVEN EIGHTH



セロー225の純正ハンドルのディメンションが
幅:757
高さ:98
立ち上がり:52
引き:81
となっており、かなりコンパクトなハンドルであることが分かります。
サイズ感的にはKLX125など、125ccのトレールについてるハンドルの高さだけを少なくしたようなディメンションです。

バーライズキットを入れる前提として、今回はPastrana MX/RM Lowのサイズを選択しました。
幅:800
高さ:74
立ち上がり:54
引き:55
となり、かなり肘らへんの余裕がでます。
スタンディングだとこれはキツそうなのでバーライズキットでマウントの高さごとあげます。

レバー交換

現状のレバーが恐らく他車種のを無理矢理つけてあり、クラッチホルダーやブレーキホルダーに合ったボルトでない汎用的なもので止めてあるので、ボルトをしっかり締めると可動部自体も締まってしまい動きが制限されてしまいました。

純正のレバーも別に好きではないのでRALLYのショートレバーにします。
左右合わせて3000円以下とリーズナブルです。どうせ直ぐ折れるので。

バッテリーをリチウムイオン化

バッテリーが劣化していたので、軽量化も兼ねてバッテリーをリチウムイオン化します。
DRC タフスターを選択しました。
 
 
大きさは2回りほど小さいです。重さは420g 通常のバッテリーが約2000gほどらしいのでかなりの軽量化になります。
 
付属でついてくるスポンジのスペーサーを組み合わせて、バッテリーケース内で動かないようにピッタリとはまるように設置します。

バッテリーを交換したらNランプやハイビームランプがエゲツないほど明るくなって笑いました。やっぱり新しいバッテリーはいいですね。
 

タイヤ交換

トレール用のタイヤがついていたのでマシなタイヤに交換します。
フロントにはTE125にGEKKOTAを履かせた際に剥がしたミシュラン ENDURO COMPETITIONが余っていたのでそれを入れます。
リアにはIRCのTR-011ツーリストを選択しました。やっぱセローのリアといったらツーリストですね。
 
225Wはチューブレスホイールではないのでチューブ+ビードストッパーでの運用になります。とりあえずビードストッパーは1つです。フロントのホイールにはビードストッパー穴が空いていないのですが、いい機会なので穴を空けてビードストッパーを1つ付けようと思います。
 
穴あけも大分慣れてきました。
 

チェーン&前後スプロケット交換

リアタイヤをツーリストにした影響で、現状ついている純正120リンクのチェーンでは長さが足りなくなってしまいました。ツーリストはタイヤ自体の高さが結構あるのでこれも良くある問題です。インターネットの先人によれば、チェーンのコマ数を増やすか、ギア比を見直してチェーン長を調節するかとのことですが、とりあえず純正ギア比で乗りたい&チェーンも劣化しているので、交換することにします。


チェーンのコマ数を増やす場合は120→122にすれば問題ないようです。今回はEKチェーンの428SHDRを選択しました。クリップジョイントなので楽でいいです。カシメの方が安心感は勿論ありますが、交換作業が段違いに面倒なのと、"オフロードバイク程のパワーではクリップで必要十分"(友人のモタードレーサー談)なので今回もクリップジョイントのチェーンを使用します。

さて、チェーンを交換するのは良いのですが、そうなると同時に交換したくなってしまうのが前後スプロケットです。ずっと純正の二次減速比で乗るわけでなく、度々丁数を変更するような使い方をするので、摩耗具合という観点では必ずしも3点同時交換に拘る必要はないのですが……なんとなくリフレッシュしたい感が強くなってきたので交換します。こうやって金が…。

とりあえず純正ギア比のままでいようと思うので、ドリブンスプロケットNTBのものを選択しました。3000円という低価格ながら純正のアフターマーケット品として評価の高い製品です。サンスターあたりのギラギラしたのにしたい誘惑もありましたがまあセローだし地味でいいや。ということでNTB製になりました。

ドライブスプロケットDRCデュラスプロケットを選択しました。これも安価で助かります。


 新旧比較。



セロー225のドリブンスプロケットは一般的ボルト+ナットではなく、ハブにスタッドボルトが差し込んでありそれをナットで止める形になっています。なのでロックワッシャーがボルト2本を1セットに挟んであって、このワッシャの角を立ててボルトの回り止めをする、という仕組みです。

これがなかなか平らに戻せなくて面倒臭い。このくらいの年式のバイクでは割と見られる仕組みのようですがオフロードバイクでこれはやめてくれという感じです。ちなみに5MPのWEからはこのワッシャは使用しなくなっています。調べてみると "ロックワッシャの角を立てたり、スプロケット交換の為に角を戻して外す場合にはタガネがあるといいでしょう" などど書かれているのですが、一般家庭にタガネなんてあるわけがありません。



なので無理矢理ペンチやらプライヤーやらで破壊しながら外しました。先人のブログなどには"綺麗に角を戻して再利用する"なんで書かれてましたが、余程の再利用に対する気合いがないとそれは無理そうです。なんか嫌な予感がして新品を買っておいて助かりました。540円×3でした。ワッシャの角を立てることに関してはラジオペンチでなんとかなります。


他にも諸々交換・整備したのですが写真も撮ってないし、日にちも経っちゃったので面倒臭くて書くのをやめました。
そんなこんなで出来上がったので保安部品外してレースに出て参ります。